投稿写真その4

2008年6月ご投稿 さな様








HN:さなさん


私も2005年から丸二年汗疱に悩まされました。
その時こちらのサイトに出会い、情報を参考にさせていただき同じ症状に悩んでいるのは自分だけではないと励みになりました。

現在は信頼できる皮膚科医と出会い完治しています。
私の事例が少しでもお役に立てればと思い今回投稿しました。

よろしくお願いします。

長文にはなりますが、発症から完治までの経緯を下に記します。

<発症>
2005年1月頃、手の皮が薄く剥けることが度々起こるようになったが、痒みもないため放置しておく。

2005年秋頃
右手の指に水泡を発見。痒み止めとして手元にあったステロイド「リンデロン」を塗るとすぐに水泡がなくなる。何回かこれ
を繰り返すうちに、サイクルの間隔が狭まる。

2006年春頃
あらゆる病院に通うが、どこもステロイドを混ぜたワセリンや
クリームしか処方してくれない。水泡が出る範囲は手の指の腹部分が多かった。少しずつ水泡の範囲も広がるが、まだステロイドで痒みと症状をコントロールできていた。

2007年春頃
悪化のスピードが加速する。手のみだが、両手平、右手指の脇などに広がり素手で化粧水などが触れなくなる。

2007年10月※写真1、2
ある病院に「ビタミン剤」と渡された飲み薬が「ステロイド」だったことが判明。この薬を飲まなくなった途端両手全体に水
泡がでる。






2007年11月
絶対にステロイドを使わない皮膚科を受診。
「汗泡」のほかに「ステロイド依存性湿疹」を併発してることが判明。
その皮膚科独自の塗り薬を塗り、手が全く使えないため仕事は半月休む。

2週間後※写真3
塗り薬が乾き、ひび割れて剥がれ始める。
薬の下にあった水泡(じくじく)が乾燥して新しい皮が弱弱しく生まれていた。いわゆる脱皮した感じ。
ここまで来る間には、何度かステロイドの禁断症状(リバウンド)に襲われ猛烈な痒みと戦いました。水泡の範囲も手から足、顔へと広がっています。
職場復帰後は、手袋をはめて仕事。顔が落ち着くまでは内勤にしてもらったりと、会社に事情を話して協力してもらった。


2008年1月※写真4
脱皮を4回くらい繰り返した頃。
一番重症だった右手平にはまだ名残があるが、脱皮するごとに綺麗で強い皮膚が復活した。

その後
季節の変わり目に少し痒くなりますが、水泡はでなくなりました。ただし合成洗剤は一切触りません。これだけは守ってます。

私の経験から、
・ステロイドを使う程完治が遅くなる

・短期間でもいいので治療に専念できる期間を作る。(精神を落ち着かせるため)

・信頼できる医者を探す(そして早く受診する)

・合成洗剤は絶対触らない(確実に悪化しました)

以上の事を痛感しました。



管理人コメント
さなさん、掲載遅くなって大変申し訳ございません。ご投稿ありがとうございました。

また、とても詳しい内容と写真も、きっと皆様の役に立つと思います。

仕事を半月休むぐらい、酷かったのですね。精神が落ち込みがちですが、さなさんのほかにも悩んでいる方がたくさんいますので、一緒に無理せず頑張りましょう!